移民受け入れに関して | 
				
                2010年3月 5日
    
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わが国はこれまで、専門的・技術的分野の高度人材の受入れを基本とし、また、国際協力の観点から、外国人研修・技能実習生の受入れも行ってきた。しかし、全世界的に人材獲得競争が激しくなっている中で、本格的なグローバル競争や、人口減少による影響に対応できる経済社会を構築するためには、わが国としても必要な人材を積極的に受け入れていくことが待ったなしの課題になっている。欧州先進諸国の例も参考にしつつ、高度人材に加え一定の資格や技能を有する人材を中心とする幅広い層の受入れ、さらにはその定住化を図っていくという観点から、内閣府に担当大臣を置き、関係省庁が一体となって施策に取り組む体制を整えるとともに、関連分野にまたがる法制面の整備などを含めた、総合的な「日本型移民政策」を本格的に検討していくことが求められる。(a)高度人材の積極的受入れ<中略>(b)留学生の受入れ拡大<中略>(c)一定の資格・技能を持つ外国人材の受入れ中長期的に経済社会システムを維持するという点や、すでに労働力不足に直面している産業分野が存在していることも鑑みれば、適切な管理の下、一定の資格や技能を有する外国人材の受入れを図っていくことが求められる。当面は、地域経済および国民生活の維持・強化の観点から、とくに労働力不足が予想される分野(製造業、建設業、運輸業、農林水産業、介護等)での技能を有する労働者を、労働需給テストの導入を前提として、在留資格の拡大、要件緩和等を通じ、積極的に受け入れていくことが必要である。例えば、看護師・介護士については、現在、経済連携協定のスキームを通じて部分的に受入れが進められている。しかし、医療や介護を必要とする高齢者が今後ますます増えていくことを考慮すると、経済連携協定の枠組みにとどまることなく、必要な人材を柔軟に受け入れることができるような制度設計を進めるべきである。また、現在の外国人研修・技能実習制度は、国際協力の観点から、海外からの研修生・技能実習生への技術・技能移転を図っているが、今後は、対象となる技能の範囲をサービス産業分野も含め、拡大するとともに、より高い技能の修得、さらには人材の国内への定着など、同制度を抜本的に見直していくことで、わが国の経済社会に貢献できる人材を受け入れていくことが必要である。なお、単純労働者の受入れについては、今回実施した欧州先進諸国における現地調査でも明らかになったように、過去の移民政策の失敗によって生じた失業問題や、閉鎖的なコミュニティの形成等、様々な問題もあり、今後さらに議論を深めていくべき課題である。③受け入れた外国人材の定着の推進すでに就労している外国人材や、今後、受け入れていく外国人材の定着を図っていくという観点からは、外国人と日本人がともに、双方の文化・生活習慣の違いを理解しつつ、同じ地域社会の中で支障なく生活をしていくことが可能となるような環境づくりを進めていく必要がある。一方で、外国人は日本語能力が十分でないこと等から生じる地域社会との間の軋轢や摩擦、また、義務教育年限の外国人の子供の不就学、不安定な雇用等の問題も顕在化しつつある。(a)地域・政府・企業における積極的対応の必要性<中略>(b)中長期的な外国人材の受入れ規模中長期的な外国人の受入れ数について、いくつかの試算が出されている。仮に、現在の総人口の規模や生産年齢人口数を維持しようとすれば、相当規模の外国人の流入が必要になる。国連の試算では、2050年時点で総人口のピーク時(2005年)の水準を維持するために必要な外国人流入数は、累計で1,714万人(年平均38万人程度)と推計されている。また、経済産業省の試算でみても、生産年齢人口のピーク(1995年)を維持するためには、単純計算で2030年までに約1,800万人(年平均50万人程度)もの外国人を受け入れる必要が生じるとしている。先に触れた「将来人口推計」では、2055年時点のわが国の総人口が8993万人と予測しているが、これは近年の外国人の流入規模(年間5~7万人程度の流入超過)が続くことを前提としており、2055年までの単純合計で360万人程度の外国人増加を織り込んでいる。しかし、わが国の外国人材の受入れ体制の整備や定住化のための社会統合政策が進まなければ、それだけの規模で外国人が増え続けることは期待できない。また、仮にこれらの政策が功を奏し、「将来人口推計」通りになったとしても、経済社会システムの機能を安定的に維持していくための支え手の数が不足すると見込まれる。例えば、医療・介護において、現在と同水準のサービスを維持するために必要となる就業者数を試算すると、2055年時点で約180万の人材が不足することとなる。いずれにしても、本格的な人口減少下において、持続的な経済成長を実現し、また経済社会システムが安定的に機能していくためには、年間で相当の規模の外国人材を積極的に受け入れ、定着を図っていかなければならない。外国人材の受入れや定着は、地域社会への直接的な影響や社会統合のためのコスト、外国人の人権に係る問題等を伴うため、国民的なコンセンサスの形成や、そのための制度の整備に時間を要する。国家的な議論を早急に開始し、わが国社会にとって相応しい総合的な外国人材受入れ制度を計画的に構築していくことが重要である。※出典元のPDFファイルは38ページに上ります。
「アクセス」出演完了しました | 
				
                2010年3月 5日
    
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名前:進藤○○メッセージ:母国語と英語でコミュニケーションできないとどんどんグローバル化する世界で生き残れないのに日本は本当に井の中の蛙ですね。かって日本と同じくらい英語を話せなかったタイ人も小学校3年から授業で学んでいるので高校生に英語で聞いても答えてくれます。あと、日本って東南アジアの人達にとってもはや魅力的な国ではなくなっています。気づいてないのは日本人だけでしょうか。観光では行ってみたいが働くとか留学したい所ではなくなっいます。他がだめだったからしょうがなくの人がほとんどでしょう。3年マレーシア駐在後日本で8年勤務、現在タイ在住5年めになります。
名前:takメッセージ:アクセス聴かせてもらいました。。。日本のグローバルは、まだまだ、絨毯の上を能の様にすり足でオムツをした赤ちゃんがはいはいしている事が分かる、貴重な番組でした。電話で話していた方々が全ての日本人代表ではないけれど、強迫観念と神経症の様な議論。反射的にしか論破方法しか持ててない方々で残念でした。全て80年代のレーガン時代から父ブッシュ、子ブッシュのつけが。。。海外滞在経験の有る方々にすらああなら、田舎のジィちゃんの家と、高級車と軽トラックの為に、そう言うしか無い、事に落胆しました。病識のない病者にしか感じられませんでした、リスナーさん。私はグローバル化=病識の無い病者と言う名の健常日本人と、病識の有る障害者が混在して敵対関係ではないUKの様に、三大疾病に精神障害を含めるべきだと思います。まあ日本は50年かかっても「狐憑き」で御家安泰で無理でしょうが。。。そして座敷牢。今現代の日本は、世界という外敵から身を守るシャボン玉の中にいて破裂した後は、机に頭をこすりつける=鬱で自殺が3万が4万、5万という「道」を「お代官様そんなにわしをいじめねぇ〜で下さいだぁ〜」というシナリオ通り。強い木は折れるが、弱い木は折れない!!人間は弱いものだと、認識するべき。病巣はだれにも平等に、与えられていると、認識すべし。詐病でない限り、今日の電話で出演なさった方々は、「私は現代という名の精神病者です。」とカウンセリングをしている様だった。リベート術(学)を学ぶべきだとまず、思った。精神論、原理主義またはカルトに振り回されていると感じた。やっぱり、モーリーさんに民主党政権下で外務大臣をやってもらいたくなった。
名前:mamakoメッセージ:久しぶりにモーリーの声をラジオから聞けてうれしかったです。しかもTBSラジオのアクセス!またの出演を希望します。(今月に終了しちゃうけどね)
TBSラジオ「アクセス」にモーリーが出演 | 
				
                2010年3月 3日
    
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3月4日(木曜)夜10時スタートのTBSラジオ「アクセス」にモーリー・ロバートソンが出演します。テーマは「難民と移民」を予定。当日の臨時ニュースなどで急遽テーマが変更される可能性もありますが、現在は将来の日本に外国人を受け入れることがテーマとして強い線です。
☆投稿メッセージ
名前:fivelife
メッセージ:只今TBSラジオを拝聴していましたら、なんとモーリーさんが
アクセスに本日出演されるとのこと!居ても立ってもいられなくなり、
初めてメッセージを差しあげた次第です。
テレビを殆ど見ない私の大好きなラジオ番組が、また一つ消えようとしています。TBS/ストリームが昨年3月に終了する際に、モーリーさんが皆に支持されている番組が終了することについて、言及されていたことを思い出しました。終了させたい理由はなんとなく察することができます。しかしメインストリームの情報の影から見えてくる何かを、私たちリスナーは、ラジオ番組から得た感を元に、更に能動的に見ようとしていくのではないでしょうか?情報リテラシー力はネット(ここもある意味トラップになりますが)の普及もあり、高まってきていると思います。
とにかく!本日の放送楽しみです!
☆お返事
言論の自由を保証するためにも、良質の番組は残さなくてはなりません。業界の勝手な都合でオピニオンの多様性が伐採されていくのは、看過できません。ラジオ・テレビというビジネスモデルが賞味期限を過ぎているからですが、それに殉じる必要はないのです。あなたの住む世界はこれからどんどんと広がり、考える能力は20世紀にはあり得なかったほどに磨かれていってしかりの今日この頃。参加し、能動化することで、まさに今ここから新しいポスト・マスコミの時代を作っていくことが可能です。あなたの無限の可能性を大切にしてください。
ご挨拶キャスト | 
				
                2010年2月28日
    
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とある新聞記事を読んでのコメントを配信しました。
※コメントの元となった産経新聞の記事
ビルマ(ミャンマー)の戦うラッパーたち | 
				
                2010年2月26日
    
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ダライ・ラマがTwitterに登場 今度は本物(ITmedia News) | 
				
                2010年2月24日
    
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