TBSラジオ「アクセス」にモーリーが出演

3月4日(木曜)夜10時スタートのTBSラジオ「アクセス」にモーリー・ロバートソンが出演します。テーマは「難民と移民」を予定。当日の臨時ニュースなどで急遽テーマが変更される可能性もありますが、現在は将来の日本に外国人を受け入れることがテーマとして強い線です。


ネットでも聴くことが可能らしいので、お時間がある方は是非リアルタイムで聴いて、どんどんと投稿してください。モーリーの意見は比較的強めに設定してあるので、それに対する賛否両論を、なるべく多い数で、そしてなるべく深いレベルでお願いしたい次第です。

モーリーの難民・移民・そして外国人参政権・外交に関する見解は、ざっと以下の通りです:

○今の日本は継続不可能で、ひたすら萎縮する時代遅れの社会モデル。
○移民を大量に入れて活性化させるしかない。だいたい数百万から1千万人単位。
○その内訳は中国や韓国、フィリピン、インドネシア、タイ、ミャンマー、ペルーが多いかと思われる。さらに中国の少数民族であるチベット人やウイグル人も難民として受け入れていい。
○北朝鮮の脱北者も人道上の見地から難民として受け入れるべきだと思うが、さまざまな問題も当然付随して起こるので(亡命先への不適合やスパイ混入など)、韓国と協力して学習をしていくべきである。
○日本政府は北朝鮮や中国、ベトナム、ミャンマーの民主化を積極的に後押しするスタンスで外交力を磨いていった方がいい。ただお金を出してそれが時刻に環流するシステムで、相手の政治体制は傍観というモデルはもはや通用しない。どちらにしろ、その国と関わる中で政治的な事情に巻き込まれていくからだ。
○外交力を向上させると、再軍備をしなくてもよくなる。
○それに連結して、普天間基地は当面動かさない方がいい。
○普天間問題で社民党が政権を離脱する切り札を使うなら、離脱させればいい。おそらく何も変わらないから。
○日本国内での米軍プレゼンスを縮小するために、そもそも東アジアの軍事緊張を日本の外交力で解消するというゴールを立てた方が「急がば回れ」。
○英語の情報や中国語の情報を国家予算でどんどんと翻訳し、逆にこれらの言語に日本人が平均的に堪能になるよう国が後押しする。個人的にはTOEFLやTOEICなんかあやしいと思っているので、もっと独自の日本人の思考法に沿った英語学習法を政府の膨大な予算で開発総指揮したい。「サウスパーク」のギャグにリアルタイムで笑えるぐらいの英語力を到達点に設定する。

→捕鯨と日本を扱ったエピソード「Whale Whores」(※コメントを非表示にした方がベター)


○日本人の外交音痴を速やかに解決するため、タブーなき議論が毎日刻々と交わされる新たなネットのメディアを立ち上げる。テレビとラジオとネットの強みを合体させたような媒体を構想中。テレビやラジオ業界の人間は運営に関わらせない方が得策だろう。外国人参政権、捕鯨、医療大麻を含めとことんやる参加型のディベート空間を育て、海外とも同時通訳付きでつなぐ。要するに「i-morley」を1千万人に見せる。
○移民に対して社会貢献度・参加した度合いに応じた参政権を付与する。このタイミングで永住外国人には全員参政権を付与。二重国籍も認める。
○とにかく今までの「日本」という枠組みを根底からリセットし、多様性を力にする国に再定義する。

...といったところですが、これらの見解に対するご意見の投稿は「アクセス」の公式サイトからどうぞ。なお、「i-morley」のフォームは当日、誰も目を通さないので、「アクセス」のサイトのみからの送信でお願いします。またツイッターを使った細切れの反論をいただいても答えようがありません。一番いいのは、もっとも公共性の高いTBSの地上波で流れる番組に熱いご意見を届けていただくことです。


音声アドも収録しました。


☆投稿メッセージ

名前:fivelife

メッセージ:只今TBSラジオを拝聴していましたら、なんとモーリーさんが

アクセスに本日出演されるとのこと!居ても立ってもいられなくなり、

初めてメッセージを差しあげた次第です。

テレビを殆ど見ない私の大好きなラジオ番組が、また一つ消えようとしています。TBS/ストリームが昨年3月に終了する際に、モーリーさんが皆に支持されている番組が終了することについて、言及されていたことを思い出しました。終了させたい理由はなんとなく察することができます。しかしメインストリームの情報の影から見えてくる何かを、私たちリスナーは、ラジオ番組から得た感を元に、更に能動的に見ようとしていくのではないでしょうか?情報リテラシー力はネット(ここもある意味トラップになりますが)の普及もあり、高まってきていると思います。

とにかく!本日の放送楽しみです!


☆お返事

言論の自由を保証するためにも、良質の番組は残さなくてはなりません。業界の勝手な都合でオピニオンの多様性が伐採されていくのは、看過できません。ラジオ・テレビというビジネスモデルが賞味期限を過ぎているからですが、それに殉じる必要はないのです。あなたの住む世界はこれからどんどんと広がり、考える能力は20世紀にはあり得なかったほどに磨かれていってしかりの今日この頃。参加し、能動化することで、まさに今ここから新しいポスト・マスコミの時代を作っていくことが可能です。あなたの無限の可能性を大切にしてください。

Posted by i-morley : 23:19