本の原稿を書き進めています

ほんの少し寒さが和らいだような気温になりつつも、まだ初春と呼ぶにはほど遠い今日この頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

おかげさまで「新社会人」としてモーリーは日々を著作の執筆にフォーカスしています。都内を自転車で移動し、ヨガクラスを入れながらのスローな執筆を通じて、徐々にアイデアがまとまりつつあります。

現在書いている本は、これまで経験した放送業界のエピソードを交えながら、今日本社会に何が起こっているのかを考えたり、これからどうすればいいのかを思索する内容へと向かっています。答えを白黒に出すようなセンセーショナリズムには傾かず、考えるプロセスを大切にする文面になるでしょう。

出版元の候補となる一社と現在やりとりをしていて、まだどうなるか分からない状態です。でもおそらく春までにどこかと話が決まるような気がしています。

そしてそろそろ本を書く作業が佳境に入ってきました。去年まではラジオの仕事をしながらバンド活動や講演活動をかけ持ったり、ネット上の配信をレギュラー化させたりと両輪の体制をいつも保っていましたが、モーリーにとって本を書く作業は心を込めるものです。排他的にやるしかありません。

そこで当面は、毎週火曜の動画生放送のダウンロード再配信を止めます。つまり、毎週火曜日にテレビ番組のように見ていただくか、見ないという選択肢へとなりますのでご容赦ください。録画できない1970年代のテレビ番組さながらです。

お正月から実験的に始めた新たな「i-morley」では、ことごとく本音や実在するエピソードを包み隠さず話す、という放送業界ではあり得ないパフォーマンスを行うようになっています。ストリーミング終了後に問題のある部分を細かく削除して編集し直すという作業をしなければ、とうてい配信できる内容ではありません。そんな細かい芸当は、本を書きながらだと無理です。ダウンロードを楽しみにしている皆さまにとって残念なことにはなりますが、本が完成するまで待っていてください。そして火曜の夜に200人以上レギュラー化して集まってきている「視聴者」の皆さま、引き続き楽しみましょう。その場でやり棄てるからこそ言えることがある!

地味なことですが、本を書く期間は体調の管理を最優先させています。長年やってきて無理をしないということの大切さだけは学んだ気がしますので。みなさんも春までの間、上手に寒さと付き合ってみてください。

最後に、聞く耳を持つ人にしか伝わらないメッセージですが:ヨガはいいですよ。

Posted by i-morley : 22:41

ウニ・シェパードの続編

☆火曜の生放送を準備するオフィス・モーリーのインテリアを動画で紹介。



Posted by i-morley : 02:06

サージのダークなドラムン

☆アナログ・シンセサイザーでまた何かを作りました。どんどんとダークな音になっていきます。



Posted by i-morley : 15:59

キンドル「印税70%」の衝撃 不況の出版界には大脅威(J-CASTニュース)

☆こ、これは...


キンドル「印税70%」の衝撃 不況の出版界には大脅威J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース


 「キンドル」の電子書籍について米アマゾンが発表したのは、印税を35%から70%に条件付きで引き上げるという衝撃的なものだった。著作者を囲い込む作戦とみられており、既存の出版社には脅威となりそうだ。

  「コンテンツをより豊富にすることですね。品揃えを充実させたいと考えています」

 印税7割の狙いについて、アマゾン・ジャパンの広報担当者は、こう明かす。

■著作者を囲い込んで紙の書籍を駆逐

 米アマゾンが2010年1月20日発表した印税の追加オプションは、価格破壊で一気にシェアを拡大しようとするものだった。印税を2倍にも引き上げる代わりに、書籍の販売価格を安く設定できるようにしたのだ。

 印税7割の条件として、販売価格を2.99~9.99ドルに据え置き、紙の書籍の最安値より2割引以上にすること、ほかの電子出版サービスより安くできるようにすることなどが挙げられている。

 つまり、著作者を囲い込んで紙の書籍を駆逐し、電子書籍でも覇者になろうという意図が見え隠れしている。これまでの印税35%の枠組みは残して利益を確保しながら、バーゲンセール品で売り上げを伸ばそうという作戦らしい。

 メディアジャーナリストの津田大介さんは、こう分析する。

  「印税が高くなりますので、書籍を安くすることができます。それで、類似業者の価格競争に勝とうと、出版業界で最安値にしたわけです。高い印税を払う代わりに、アマゾンは、音声ブック化など書籍を自由に利用できるように縛りもかけています。著者を囲い込み、市場も押さえようとする、一石二鳥のうまいやり方だなと思います」

 キンドルは、アメリカでは6割のシェアがあり、2位のソニーなどをさらに引き離そうというわけだ。





☆モーリーは一昨日から真新しく著作に取りかかったばかり。出版社に持ち込むつもりで書いているのだがこのニュースを見て、くらーっと。
「お、おれはどうすればいいんだ...」


あなたがモーリーだったら、どうする?」
というお題で投稿を募ったところ、さまざまなご意見をいただきました。投稿された皆様、どうもありがとうございました。積極的な意見、消極的な意見へと分かれた反応となりましたが、当面は様子を見守って、まずは普通の出版社というルートで進めていこうと思っています。携帯電話やiPodで本を丸ごと一冊読ませるというイメージには、確かに違和感を感じています。タブレットPCが進化して、通常の本の見開きページと同じ大きさになればもっとすっきりと決められます。が、今は電子出版に直感的に無理を感じています。ただ出版界は放送業界と同様に構造変革の瀬戸際にまで来ているので、新たな媒体が出現して刺激を受けるのはとてもいいことだと思います。

Posted by i-morley : 22:50

Launchpadの新しいチュートリアルを公開

MI-7社が国内で販売しているNovation社のLaunchpadを解説する新たな動画が公開されました。


Posted by i-morley : 20:59

リスナー投稿

名前:chitama
メッセージ:先ほど、大嶋さんと行ったUSTREAMの放送を観ました。

「好きなことだけ続けていると、金銭的に続かない。」これは資本主義社会に生きている以上、多かれ少なかれ誰にでも当てはまりますよね。
そして、そんなモーリーさんに共感してくれるのもやはり「社会のメインストリームをはみ出した(失礼、社会のカラクリに気づいた目覚めた)人々」なので、結局そこにお金はない。
アフリカの貧困を助けようと思って活動しているNGO自体にお金がないというのも良く聞く話。

ただ、タダ(無料)でも好きだからやれるってこともあるのは事実。
そんな私たちに必要なのは"無"から"有"を生み出す錬金術ですかね。



お返事
ぶっちゃけてしまうと、そんな感じ?無料でも何でも好きなことは、やるしかない。これはアーチストや志を持った人の宿命。それをどうやって維持運営していくのか...これはとても奥が深い話です。これからも考えていきます。

Posted by i-morley : 16:52