キンドル「印税70%」の衝撃 不況の出版界には大脅威(J-CASTニュース)

☆こ、これは...


キンドル「印税70%」の衝撃 不況の出版界には大脅威J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース


 「キンドル」の電子書籍について米アマゾンが発表したのは、印税を35%から70%に条件付きで引き上げるという衝撃的なものだった。著作者を囲い込む作戦とみられており、既存の出版社には脅威となりそうだ。

  「コンテンツをより豊富にすることですね。品揃えを充実させたいと考えています」

 印税7割の狙いについて、アマゾン・ジャパンの広報担当者は、こう明かす。

■著作者を囲い込んで紙の書籍を駆逐

 米アマゾンが2010年1月20日発表した印税の追加オプションは、価格破壊で一気にシェアを拡大しようとするものだった。印税を2倍にも引き上げる代わりに、書籍の販売価格を安く設定できるようにしたのだ。

 印税7割の条件として、販売価格を2.99~9.99ドルに据え置き、紙の書籍の最安値より2割引以上にすること、ほかの電子出版サービスより安くできるようにすることなどが挙げられている。

 つまり、著作者を囲い込んで紙の書籍を駆逐し、電子書籍でも覇者になろうという意図が見え隠れしている。これまでの印税35%の枠組みは残して利益を確保しながら、バーゲンセール品で売り上げを伸ばそうという作戦らしい。

 メディアジャーナリストの津田大介さんは、こう分析する。

  「印税が高くなりますので、書籍を安くすることができます。それで、類似業者の価格競争に勝とうと、出版業界で最安値にしたわけです。高い印税を払う代わりに、アマゾンは、音声ブック化など書籍を自由に利用できるように縛りもかけています。著者を囲い込み、市場も押さえようとする、一石二鳥のうまいやり方だなと思います」

 キンドルは、アメリカでは6割のシェアがあり、2位のソニーなどをさらに引き離そうというわけだ。





☆モーリーは一昨日から真新しく著作に取りかかったばかり。出版社に持ち込むつもりで書いているのだがこのニュースを見て、くらーっと。
「お、おれはどうすればいいんだ...」


あなたがモーリーだったら、どうする?」
というお題で投稿を募ったところ、さまざまなご意見をいただきました。投稿された皆様、どうもありがとうございました。積極的な意見、消極的な意見へと分かれた反応となりましたが、当面は様子を見守って、まずは普通の出版社というルートで進めていこうと思っています。携帯電話やiPodで本を丸ごと一冊読ませるというイメージには、確かに違和感を感じています。タブレットPCが進化して、通常の本の見開きページと同じ大きさになればもっとすっきりと決められます。が、今は電子出版に直感的に無理を感じています。ただ出版界は放送業界と同様に構造変革の瀬戸際にまで来ているので、新たな媒体が出現して刺激を受けるのはとてもいいことだと思います。

Posted by i-morley : 22:50