メールいただきました

お名前:konkonkknn
メッセージ:morleyさま

ジャーナリスト・現代音楽家ではなく、「東大理1・ハーヴァードで理系専攻歴あり」の人としてお願いがあります。

今後、東京でどんな生活をするか・あるいは東京をいつ脱出するかについてtwitter等でご自分の行動を逐一報告することを期待します。

放射能汚染については、morleyさん経由の情報がすべて正しかったことが立証されました。従って名古屋に一時避難したのも、極めて正しい行動だったと思います。

昨日・深夜の東電のリリースでは、「1〜3号機すべての格納容器の底に穴があいた」そうです。要するにメルトダウン。この点でも、あなたが名古屋の中華料理屋での発言がまったく真実でした。

海外メディアの情報を整理・統合できる人も不可欠ですが、それにどうしたがって行動すればいいのか知りたい人は大勢いると思います。

制約なく行動できる人・事実に基づく情報を持っている人が、自分の身をまもるためにどう行動するか、知りたいのです。

その意味で、morleyさんのfollowerとなりたい人はおおぜいいると思います。

最後にオフィスのいぬネコおよびゆっこさんのご無事を心よりお祈りしています。

お返事
ひーーっ!責任が。でも、やりましょう。 まずさしあたって、最初から深刻な状態「ジャパノブイリ」が起きているにも関わらず、政府はそれを海外に知られたくないがために外国からの支援を断り、東電に
「何とかしろ」
と命令し続け、後出しで少しずつ公開されている汚染や数値を上げながら
「とくに問題はない」
と言い続けてきたのか?つまり政治主導で隠蔽しまくっていたのか?ここを検証するといいと思います。また、この先、政府と東電が発表する数値に信憑性はあるか?第三者(アメリカ、IAEA、NGO、個人)などのデータを別ルートで公開する方法はあるか?も。

さらに、仮に政府と国内メディアが当初から連携して情報を隠蔽していたとするなら、チュニジア、エジプトの政府が国営テレビを使って情報を隠してきた方法論と比較すると今後が占えると思います。またチェルノブイリ事故に際してソ連が試みた隠蔽やヨーロッパに広がった動揺も研究すると有用でしょう。国際社会で起きていることや歴史がぐっと近くなっていることが実感できます。

このアングルで情報発信を続けていきたいと思います。ただ、個々人が多様な情報を仕入れて、独自に葛藤しながら行動を決定するようにしてください。日本政府と日本のメディアに対して「真実を公開していないかもしれない。しかも汚染がどんどんと広がっている」という前提で取り組むのは、それこそ前例がないことです。健全な疑いの目、そして冷静に現在進行形の暗号解読をし続ける姿勢を保ちましょう。

そう言いつつ、ぶっちゃけモーリーはパニックです。オフィス・モーリーでは新たなジョークをどんどんと考えています。
「プルポ」「がっ!」
「ジャパノブイリ」
とか。絶対に、茸(きのこ)らなくてはなりません。毎日USTREAMで番組を流し放題にしたい気分です。でも今はボランティアなんです。良い番組を作るためには、それ相応の人手も必要。企業スポンサーは「東電」を頂点に情報の公開をむしろ煙たがります。白い煙も黒っぽい煙も出ますが、ただちに問題はありません。したがって、見ている人のスポンサーシップで継続的に流せるようなモデルを急遽模索しなくてはならない。

Posted by i-morley : 11:34