11月12日・早朝に流れた「Early Morley Bird」の内容を補足します:
【訂正】「イラン・コントラ事件」に関与した中心人物の一人を「オリバー・ノース大佐」と番組では発言しましたが、正しくは「オリバー・ノース中佐」でした。
イラン・コントラ事件の解説(Wikipedia)
英文の詳細な解説(Wikipedia)
新たにブッシュ政権の国防長官に任命されたロバート・ゲイツ氏のプロフィール(英文 Wiki)
同氏のイラン・コントラ事件への関与を指摘したアメリカの独立系・左派メディアの番組(英語・長文)
イラン・コントラ事件の年表(個人サイト)
ニカラグア大統領選でダニエル・オルテガ氏が勝利(朝日新聞の記事)
【要点】
◎新・国防長官に指名されたロバート・ゲイツ氏は1986年に表面化した「イラン・コントラ事件」の中心人物であると認識されている。その後、ゲイツ氏への追求は打ち切られ、父・ブッシュ大統領の政権下でCIA長官に就任した。
◎民主党カーター政権末期にイラン革命が起こり、1980年テヘランのアメリカ大使館が占拠された際に、アメリカ共和党が政府とは別ルートでイランの革命政権と接触し、人質の解放を故意に遅らせるように働きかけたという嫌疑がある。つまり民主党・カーター大統領の再選を阻止する政治工作のために、アメリカ大使館員の生命を必要以上の危険にさらし続けた、というものだ。ロバート・ゲイツ氏はこの秘密工作の一員であったと指摘されている。アメリカ大使館員はレーガン大統領が就任した日に解放された。
◎その後、レーガン政権の誕生後、イスラエルを仲介国としてアメリカは秘密裏にイラン政府にミサイルを提供し、その資金をニカラグアの反政府軍(コントラ)への援助資金として運用した、とされている。
◎さらに、イラン・イラク戦争でアメリカから武器供与を受けたイランが優勢となったので、アメリカはイラクのサダム・フセイン大統領に軍事情報の支援を行い、空軍の戦略についてもアドバイスを提供した。これは、アメリカが戦っている両国の戦力の均衡を保とうとしたからだ、との指摘があるが、ロバート・ゲイツ氏はこの秘密工作に深く関与したとされている。また極秘裏に武器調達もアメリカが行ったという情報があり、その中には化学兵器の原料も含まれていたとされる。サダム・フセイン元大統領に死刑宣告をしたイラク高等法廷は、1988年に化学兵器でクルド人を虐殺したとされる「ハラブジャ事件」も審議している(産経新聞の関連記事)。
◎1993年にロシア政府はソ連のKGB文書をアメリカの調査委員会の要望に応じて調べ、1980年のイラン大使館占拠事件の最中にロバート・ゲイツ氏を含むアメリカ共和党グループとイラン政府の間に接触があったことを傍受していた、と確認する。
◎備考:日本語Wikipediaの「ニカラグア」を紹介する項目には以下の記述が含まれる:
米国の手先となって支援資金の洗浄をしていたのはサレム・ビンラディン(オサマ・ビンラディンの兄)。
Posted by i-morley : 07:57
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