英語が義務教育に盛り込まれているのに、英語アレルギーが起こるような教え方しかしてこなかった教育に問題があるのか?欧米の学者の声なら何でも信じてしまう傾向につけこんでいるのか?浮き彫りになる問題が山積みされているような感があります。「テレビから自立してものを考える文化」という、当たり前なものが今、求められています。その一方で、「i-morley」がマスメディアの中に空いた「穴」を埋めるように機能しはじめたら「終わり」だと思うんだけどね。
番組の根幹データは外国人発言 あるある捏造疑惑
2007年01月31日09時09分
関西テレビが制作していた「発掘!あるある大事典2」で、また、海外研究者の発言を作り替えていた疑いが出てきた。「納豆で若返り」というテーマに沿った内容にされたとみられ、はじめに結論ありきの制作姿勢がうかがえる。
「世界が大注目! 納豆で若返る方法」(06年7月30日放送)の回に登場したイギリスの研究者アントニー・マイケル氏によると、番組スタッフから初めて連絡を受けたのは、放送の約1カ月前。「納豆に含まれるポリアミンについて、テレビ番組をつくるため調査している」という内容のメールだったという。
同氏によると、さらに同じ日に2通目のメールが届いた。「納豆は英国では知られていない」と返信すると、「びっくりしました」というメールが返ってきた。さらに送られてきたメールには、「被験者に納豆を食べさせる実験をしているふりをしてほしい。そうすれば撮影することができるから」という内容が書かれていたといい、マイケル氏は実験は断ったという。
マイケル氏は「私に撮影のための実験をさせようとしたので、彼らが私の研究室にいた3時間は非常に奇妙なものだった。私に今日の午後、家を建てることができるか、と言っているようなものだった」という。
番組では、マイケル氏の発言は、「納豆」という言葉がわずかに聞き取れるくらいで、日本語訳の吹き替えと字幕で紹介されていた。
「あるある」では「納豆ダイエット」の回で、米国の研究者の「日本の方々にとっても身近な食材で、(ホルモンの一種である)DHEAを増やすことが可能です」という発言が捏造(ねつぞう)であることが発覚。また「みそ汁ダイエット」の回では、別の米国の研究者が吹き替えや字幕で「朝食に味噌(みそ)汁を摂(と)る事はダイエットには非常に効果的」と話したとしていたが、朝日新聞の取材に対し本人が否定した。いずれもその番組のテーマの理論付けには欠かせない部分だった。