中国に関する投稿

名前:akiko
メッセージ:こんにちわ。
モリーさんお元気ですか?
中国政府とグーグルもめていますね。
ラジオでこれについてモーリーさんの考えを聞きたかったです。
とうとう、中国は情報・言論の自由を受け入れることになるのでしょうか?
中国政府はこれをどう、おさめるのか興味があります。
この時代には、モリーさんの番組が必要だと思いました。 

お返事
中国は相当に奥が深い巨大システムなので、いきなり言論の自由を認めるということは、まずないような気がいたします。ですが、様々な社会不安や党の不祥事が続々と噴出している中で、ガス抜きとして断続的に言論の自由「フレイバー」な寛容さを政府が見せることも、今後は出てくると思います。ですがそれはあくまで「フレイバー」であり、本質的に中国共産党は言論・思想の自由を許容できない宿命にあります。政府がネットの規制を緩めるまでには内部での権力闘争、広範な中国市民による抗議行動、外国に立ち後れて経済的な不利益を被るなど、さまざまなベクトルが作用するステップが必要になると思います。ですが今回、グーグルの真意がどこにあるにせよ、中国政府に「ノー」を突きつけたことは讃えるべきだと思っています。グーグルがこの強気を続けられるかどうか、見守っています。

Posted by i-morley : 00:09