|
 |
|
 |
|
|
|
モーリー・ロバートソンと池田有希子がメインパードナリティをつとめる言論空間。累計登録者数27万人超の「個人媒体」です。不定期で深夜に生放送も行っています。

ポッドキャストとは、ネットで配信されるラジオ番組です。パソコンで聴くほか、iPodをはじめとした携帯プレイヤーで受信できます。ポッドキャストを登録するには、上のアイコンを iTunesなどにドラッグ&ドロップしてください。「お気に入り」に登録しておけば、今後新しい番組が自動取得されます。 |
|
|
 |
|
 |
|
 |
|
|
|
 |
|
|
「i-morley」の創始者。ペットは「死ぬとかわいそうだから」飼わない。見るだけ。オーラを読んだり出したりする。ミュージシャン、ラジオDJ、ジャーナリスト、作家などの仕事を鬼のようにこなす。パワーの源泉はかつて朝食にステーキを食べてマラソンをすることだったが、今はもっぱらヨガ教室と「甘いもの」でサプリメント中。1991年以来、J-WAVE(81.3FM)などでラジオ・パーソナリティーとして活躍し、伝説的な深夜番組「Across The View」を司会。その後MP3ファイル形式のポッドキャスト番組を配信。自由気ままに語り継ぐ「i-morley」はかつての深夜ラジオに心酔した人から初めて耳にするティーンエイジャーまで、広くリスナーの心をつかみ、27万人を越える登録オーディエンスを獲得するに至る。
|
|
|
 |
|
 |
|
 |
|
|
|
 |
|
|
女優。犬好き。くせ毛。長風呂。1990年からプロフェショナル俳優として舞台に立つ。代表作に「毛皮のマリー」「ロッキー・ホラー・ショー」「リトル・ナイト・ミュージック」「ナイン」などがある。2002年「Little Voice」などの演技により読売演劇大賞女優賞を受賞。高音域にまで達する地声を武器に映像・ミュージカル・ストレートプレイ・小劇場などで多方面に活動する。アニメ「パワーパフ・ガールズ」に登場するおてんば娘「バターカップ」の声優も担当。舞台「皆に伝えよ!ソイレントグリーンは人肉だと」出演中に「i-morley」の取材を受けたことがきっかけになり、2006年から共同司会者として参加。既存の表現媒体に囚われない活動を模索中。
|
|
|
 |
|
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
みなさん、ごぶさたしております。この夏、モーリーは次なる創作に向けてリサーチを丹念に行ってきました。最近はもっぱら数学の研究を行っているところです。研究のまっただ中にあるので、当面ポッドキャストのアップデートはないと思われます。月末に吉祥寺の「GB」でライブを行いますので、中間報告としてご覧いただくのも一興かもしれません。
日時:10月27日(月曜)
時間:開場 19:00 開演 19:30
場所:吉祥寺「GB」--->スケジュール表へのリンク
今、大事にしているテキストは「高校数学+α なっとくの線形代数」で、この本にある内容が「i-morley」にも影響を与えることが予想されます。
とくに「波動方程式」というものに関心が集中しています。音楽や電磁気の基礎となる方程式であり、画期的な内容です。なぜ音階というものがあるのか、なぜ世界中の音楽に決まった法則性があるのか、という謎が波動方程式によって見事に解き明かされる部分があるからです。具体的には「離散的な(とびとびの)値で倍音が出現する」という現象の裏付けがここにあります。
どういうことかを簡単にご説明します。音程、つまり周波数が一定の音(ドレミ)には、どんな音であっても基調となる音の2倍・3倍・4倍...という比率で倍音が発生します。200Hzの波には400Hz、600Hz、800Hz、1000Hz...という倍音があり、この強弱がそれぞれの音声の性格や音色(つまりスペクトラム)を作っています。違う人間の声が個別に音色を持つ理由もここにあります。
音楽家はほとんどがこの倍音構造を基礎として意識しており、倍音が音階や和音の規則と関わっているということも、うやむやの内に教わります。ドイツでもアメリカでも、日本でも音楽家の卵は、このことをうやむやに教わります。「ドとソの音程は完全5度で、周波数がお互いに1.5倍になっているから、オクターブの次に響きがいいんだ」といった説明を、モーリーも鵜呑みにしていました。また、フーリエ解析というもので倍音の比率をばらばらに見ることができる、ということも「言い伝え」のレベルで理解していました。ですが、それは「一定の理解」であり、本質的には受け売りしている「知識」に過ぎませんでした。
実は音楽そのものの基本的な構造は、微分方程式を知ってこそ深いレベルでタッチできるのだと思います。そこにたどり着くまでの道のりが険しいのですが、ニュートンの考えた比較的単純な力学をもとに「古典的波動方程式」モデルが作られ、あっけなく解けてしまいます。確かに倍音が「音そのものの構造」として含まれていることがわかります。
音階はこの倍音構造と深く関わっています。オクターブや「完全5度」の音程では、それぞれの音の中にある倍音同士がきれいに重なって共鳴しています。オクターブは2倍、完全5度は3倍を1オクターブ落とした3/2倍です。西洋音楽の音階は、この3/2という倍率をひたすらかけていった音程をもとに、12通りの音程で作られています。
知識として、または実体験で確認できる範囲としてハーモニクスぐらいまでは把握できていました。ですが、微分方程式の解を見ると、なぜ西洋の音楽がこうなったのかという起源についても、暗示的に手応えを得られます。東洋文明に対してすぐれていたから平均率が生まれたのではなく、
1)12通り目の比率をオクターブであると四捨五入し、
2)つぎに3度(ドとミの距離)をよく響くように全体に人工的な微調整を施した結果
おたまじゃくしの楽譜にある音程が生まれたわけです。中国・日本・バリ・タイ・インド・アラブ世界の音階は違う道をたどりましたが、どちらかにより普遍性があるわけではありません。
結果、歴史の中で支配的な力を持った国々の音階が支配された側に押しつけられただけ、と見なすのが妥当と思われます。すると、小さい頃から「むすんでひらいて」に始まり、多重・多層に音階・和声理論のプロパガンダにさらされて大人になった人は何なのか?「日本人」の音はジャン・ジャック=ルソーの原曲の上に成り立っているもの、つまり美容整形を施術したようなフェイクではないか?という疑いを持つに至ります。
『戦闘歌』の歌詞(Wikipediaより)
--1895年 作詞 鳥居忱
見渡せば 寄せて来る、
敵の大軍 面白や。
スハヤ戦闘(たたかい)始まるぞ。
イデヤ人々攻め崩せ。
弾丸込めて撃ち倒せ。
敵の大軍撃ち崩せ。
見渡せば 崩れ懸る、
敵の大軍心地よや。
モハヤ戦闘(たたかい)勝なるぞ。
イデヤ人々追い崩せ。
銃剣附けて突き倒せ。
敵の大軍突き崩せ。
『戦闘歌』から改編された『むすんでひらいて』の歌詞
--1947年 作詞者不明
むすんで ひらいて
手を打って むすんで。
またひらいて 手をうって
その手を 上に
むすんで ひらいて
手を打って むすんで。
ちなみに、「その手を上に」は「ばんざーい」という仕草と一致しています。
国歌「君が代」もその成り立ちから マスコミュニケーション・近代化を切望する為政者の勢いと焦りが同時にうかがわれます。音楽教育や音楽を取り入れたマスゲームの中で、新たに作り出された存在としての日本人は反復的にアイデンティティーを流し込まれてきたわけです。「君が代」の是非を右・左で決めつける前に、一歩引いて眺めてみたいと思います。
それでは、西洋化のレールから脱線したところで、日本の原風景は個別に成り立つのか?それとも、西洋化される勾配(グラデーション、あるいはグレーディエント)のみで自分たちを測る「日本」...東洋性が抜けきれない中国人・韓国人に比べて洗練された自分たち日本人...そういった枠組みで、いついつまでもアイデンティティーを追求し続けるのか?あるいは、アイデンティティーはそっちのけで、楽しければいいと割り切って音楽を作り、消費するのか?「君が代」をラップするようになれば、それでいいのか?などと、いろいろな課題が出てきます。
おそらく日本のような東洋・西洋文明が折衷されている状況に置かれた国は、音楽の「相対性理論」を必要としています。西洋に押し流され、あるいは押し返しながら自分の立ち位置をはっきりと自覚できる感受性です。波動方程式から生まれてくる次のステップが電磁気を表す「マックスウェルの方程式」であり、さらに拡張すると「特殊相対性理論」の式が得られることにヒントがあるかもしれません。
結論
日本の音楽家は近未来に、相対性理論に匹敵する視点の大転換を要求されるのではないかと思います。西洋風の、アレンジされたジャンクフードにあたる音楽だけを作り続けるのなら、現状のままでもかまわないと思いますが、「自分とは何なのか」「この国は何なのか」ということをずしん、ととらえて創作していくなら、土台から打ち建てた方がいいでしょう。
それでは、どうやって音楽家が一般教養の範疇で相対性理論にまで行き着くのか?それをこそ、ただ今研究しているところであります。高校レベルの数学と物理を組み合わせていくと、微積分の基礎から波動方程式までをつなげることが可能だということは、身をもってわかりました。しかし、その先の道はまだ見えません。それを勉強中です。
もともと数学が好きだったのですが、大学受験で不自然な数学・物理を覚えさせられたため、興味が燃え尽きてしまいました。今、大人になって別のアングルから再突入をしながら、ひたすら調査中です。驚きと発見の日々が続いています。今後、何が生まれるかにご期待ください。
Posted by i-morley : 2008年10月05日 15:02
|
|
|
|
 |
|
|
|
 |
|
 |
|
|
|
 |
|
|
2,800円
CD(2006/08/23)
徳間ジャパンコミュニケーションズ |
|
|
 |
|
|
|