【ロサンゼルス=猪瀬聖】米スターバックスは30日、今年9月末までの米国内の正味新規出店数を、赤字店舗を約100店閉鎖するなどして、従来の計画より27%少ない1175店に下方修正すると発表した。海外では従来の計画から8%上乗せした975店を新たに開く計画で、海外展開を加速する。
同社は主力の米市場が、景気減速やファストフードチェーンとの競争激化で苦戦。今月7日、実力者のシュルツ会長が最高経営責任者(CEO)を解任して自らCEOに復帰し、店舗戦略の大幅見直しを表明していた。3月に開く株主総会でより詳細なテコ入れ策を公表する見通し。
同日発表した2007年10—12月期決算は売上高が前年同期比17.5%増の27億6760万ドル、純利益が同1.5%増の2億810万ドルとなった。新規店舗数の増加で売上高は伸びたものの、米国内の既存店の売上高が前年同期比1%減となるなど不振で、小幅の増益にとどまった。