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現時点で、日本語のニュースにはなっていませんが、シリアがミサイル発射実験を行い、ミサイルの破片が一部トルコ領内に落下、農民を直撃したとのことです。このミサイルはシリアが北朝鮮から輸入したタイプのもので(おそらく改良型スカッド型あるいはノドン型)が発射実験されたそうです。空中爆発してトルコ領内に落ちたミサイルについては既にシリアの外交官がトルコ政府に謝罪したとのことです。
★追加★その後、産経新聞で扱われました。--->記事を読む
以下、ニューヨークタイムズの英語記事をごく一部転載します(会員制のため、リンクでは読めません)
TEL AVIV, June 2 - Syria test-fired three Scud missiles last Friday, including one that broke up over Turkish territory and showered missile parts down onto unsuspecting Turkish farmers, Israeli military officials revealed Thursday.
These were the first such Syrian missile tests since 2001, the Israelis said, and were part of a Syrian missile development project using North Korean technology and designed, the Israelis contend, to deliver air-burst chemical weapons. The missiles included one older Scud B, with a range of about 185 miles, and two Scud D's, the Israelis say they believe, with a range of about 435 miles.
Little was especially startling about the tests, Israeli officials said, except the embarrassment to Turkey - a member of NATO - and the timing, during the Lebanese elections.
しっかし、撤退したばかりの隣国レバノンで選挙をしている間にミサイル実験をやらかすなんて、愚の骨頂。中国政府が台湾の選挙中に対岸でミサイル発射実験をしたのと同じぐらい愚かで、国際的な孤立を深めることは間違いありません。
深読みするならば、シリアのアサド大統領がレバノン撤退に関して、相当に焦っていることのヒントとなる事件かもしれません。軍部の支持を取り付けなければ政権が倒れると分析するなら、北朝鮮の政権にも通じます。
奇遇ですが数ヶ月前、中国の丹東と北朝鮮の竜山(リョンチョン)を結ぶ国境の鉄道駅、北朝鮮側で大規模な爆発事件がありました。その時、列車に乗り込んでいたシリアの技術者が何名も爆死した、と報じられていたのを覚えています。漏電した火花が肥料に引火して大爆発、と北朝鮮は説明していましたが、地面に大きな穴が空くほどの大爆発で、ロケットの部品が(燃料に引火して)爆発した、あるいは爆破されたのではないかという憶測も飛び交っていました。
うーん、シリアと北朝鮮。ノドン・テポドンでの結びつきもありますが、その手引きをしたのはいったい誰なのだろう?ミステリー作家風に勘ぐるなら、「よど号」グループと重信グループがリエゾンをしてミサイル技術の販売促進をやった、という絵が浮かびます...でも今は、まあそれはいいか。
おまけとして、北朝鮮のミサイルを研究しているサイトがありました--->それを見る
Posted by i-morley : 2005年06月03日 15:12
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